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デリーゴ従業員の子供全員対象に学習助成金を

デリーゴH.E.ART ONLUS財団は、今年もデリーゴグループであるDe Rigo VisionとDe Rigo Refrigeration従業員の子供たち全員に学習助成金を支給することを決定しました。

重要で具体的なこの取り組みは、デリーゴ財団が、再び大きな不安に襲われた復興の年に、地域の家族や若者たちへの支援の証となるものです。

 優秀な学生だけに与えられる助成金ではなく、全ての家族に対し広く支援するものです。すべての従業員は、高等部や大学に入学する子供のための学習助成金を受け取ることができます。
授賞式はグループ全家族に動画配信を用いて、デリーゴファミリーとすべての従業員に加え、スペシャルゲストに2020年東京オリンピック高跳びの金メダリストGianmarco Tamberiを迎えて、バーチャルで行われました。Tamberiは粘り強さ、献身さ、勇気の素晴らしい見本であり、現代の若者に大きなインスピレーションを与える人物です。Tamberiは、彼のキャリアの中で、自身が過去に打ち立てたイタリアの記録を更新しようとした際に負った足首の深刻なケガを受け入れなければなりませんでした。そのケガにより2016年のリオオリンピックは出場を断念せざるを得ませんでしたが、彼は信じられないほどの意志の強さで立ち直り、2020年東京オリンピックで歴史的な金メダルを獲得したのです。
「朝目覚めるに値する夢、ベッドから起き上がるのが待ち遠しい夢は、最も大切で最もすばらしいものです。キャリアをスタートさせた頃は、オリンピックは夢であり、はるか遠くの手の届かないものだと思っていました。しかし、私の頭の中にはその夢があり、実現したいという思いがありました。私の目標はその夢を現実に変えることでした。もちろん才能は不可欠ですが、それだけで十分ではありません。物事に力を尽くす、成功への強い気持ち、秩序、聞く力、適切な人々に囲まれていることなど、多くの物が必要とされます。その違いを生み出すのは自身のモチベーションです。その夢を実現するために、どれだけの熱意を持つか、どんな選択をするかなのです。人生にしばしば障害はつきものです。それはよくわかっています。しかし私は常に忍耐強く前進してきました。なぜならあのオリンピックの最後の日、最後のジャンプまで、世界の頂点に立つことは可能だと自分の心に誓っていたからです。信じるかどうかで結果は変わります。夢は大きくあるべきです!」とGianmarco Tamberiは述べています。
若者たちの教育や健康を支援することが、私たちデリーゴファミリーが財団設立を望んでいた原動力となっています。パンデミック後の復興という厳しい時期に、さらなる心のこもった献身です。特に家庭にとっては複雑で経済的に厳しい時期です。だからこそ若者たちの学習やトレーニングのためのささやかな寄付は、全ての家庭への具体的な支援となり、全ての若者が夢を実現にむけて努力するための精神的支援になると考えています。」とデリーゴH.E.ART ONLUS財団代表Barbara De Rigoは述べています。