People

MARA DELL’ANTONIA: いつだってビンテージイヤーなのだから

「ビンテージイヤー」という言葉からすぐに思い浮かぶのは、ぶどうの収穫です。 それは、吉兆。 それは、希望。 それは、好んで使われる表現。
DeRigoの子会社財務管理責任者であるMaraDell’Antoniaにとっては、よく使う言葉なのです。 というのも、Maraがその仕事でやっていること(そして彼女の存在自身)と、ワインづくりの世界には、多くの共通点あるからです。 そう考えるのは、Mara自身がソムリエでもあり、その両親は17世紀から続くパッシートワインのワイナリーを所有する、ワインの申し子であることだけが理由ではありません。 彼女の物事に対する姿勢や共有の仕方が、ワインづくりとの類似点を生み出しているのです。 いいワインをつくるには、仕事に対する愛情がなければなりません。 さまざまな配慮が必要です。 「ビンテージイヤーだった」と言えるためには、天候などの外的要因だけではなく、常に前進しようとする姿勢と決意が必要であることを知らなければなりません。

Mara Dell’Antoniaの仕事に対する姿勢も同じです。経済・財務データを迅速に把握し、それを明確にし解釈することで、会社の戦略的な意思決定を行う人々が、可能な限り小さな誤差で意思決定できるようにする。それが、彼女のようなコントローラーの仕事であり、それには、高いプロ意識、細心の注意、そして喜びをもってこの仕事を行うことが不可欠です。


マネジメントコントロールの仕事とは、戦略、目標、結果を数字で語るということです。 そして、これこそがMaraと彼女のチームが行っていることなのです。 長期的・短期的なプランニング、 毎月の成果分析、 シミュレーション、フィジビリティスタディ、連結財務諸表の作成を通して。 特にDe Rigoでは、グループの事業以外にも世界中に広がる各支社の運営管理にも常に携わることを意味します。 売上やマーケティングコストに関する経営報告書の作成、法定財務諸表および経営財務諸表、そして予算と3カ年計画の策定もあります。

この仕事には、人間関係能力、語学知識、専門的知識、好奇心、柔軟性などが求められますが、これらは、Mara Dell’Antoniaと共に働く人たちの資質のほんの一部に過ぎません。 Maraは、これらすべてに、「熱意」と「共有」という2つの要素をプラスします。 この完璧な錬金術があるからこそ、Maraは自分の仕事をうまくこなし、それを喜びとし、そして何よりもスタッフ全員にポジティブな影響を与えることができるのです。こうして常に素晴らしいチームワークが保たれます。 同じことがブドウ園でも起こるのです。 そして、オフィスでも。 そして、太陽のような明るさをひとつまみ加えれば、必ずやビンテージイヤーになることは明らかです。 記憶に残る年に。 皆で人生に乾杯する年に。