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情熱、プロ知識、自由: MARIO CAMPAGNA

「人は「何を」ではなく 「なぜ」で購入するのです」。 ベストセラー『Start With Why(Whyから始めよ!)』の著者、Simon Sinekの有名なフレーズは、シチリアとカラブリアの地域を担当するPoliceのセールスエージェントMario Campagnaを紹介するのにぴったりの言葉です。
眼鏡に囲まれた人生。 眼鏡に対する情熱。 眼鏡の仕事をするための選択。 筋の通った選択ですが、決して偶然ではありません。 Marioは眼鏡屋の家に生まれ、幼いころから眼鏡に囲まれて育ちました。 彼は眼鏡の虜に。 眼鏡にほれ込みます。 そして彼自身も眼鏡屋になり、家業を引き継ぐのです。 しかしその後、この仕事を別の角度から見てみたいという思いが生まれます。 転機は、仕事でアメリカに行っていた時に訪れました。 新しい刺激、新しい体験。そして運が運を引き寄せるという事実がなければ、偶然としか言いようのないエピソード。

De Rigoに勤める兄が、彼のことを会社に話してくれたのです。 シンシナティにいた彼のもとに、De Rigoファミリーの一員となる契約書がFAXされてきました。 Marioは迷わず即決します。 2002年12月、以前から大好きだったブランド、POLICEのセールスエージェントになる契約をします。 彼はまずシチリア州の7つの県からスタートしました。 今では、シチリア州とカラブリア州全域を担当しています。

 彼の仕事ぶりは、その人となりを要約しています。情熱、プロ意識、自由。 これら3つの要素は、彼が何をするかという以前に、彼という人間の一部なのです。 それは、Marioの人生に対する姿勢であり、日々の仕事への取り組み方にも自然に表れています。 情熱。それは、Marioがこの仕事を愛しているゆえ。 とにかく眼鏡が大好きなんです。 そしてメガネコレクターです。 Policeの初代アンバサダーでもあります。 De Rigoファミリーの一員であると感じています。 プロ意識‐それは、眼鏡を完璧に理解しているからこそ。 長年、両親の仕事ぶりを見てきました。 自身も眼鏡屋として、カウンターの向こう側から専門的アドバイスを与えてきました。 そして、自由。 昔からよく旅をしてきたMarioは、ハーレーダビッドソンのロードキングに乗ってお客さまを訪問するときも、旅先で新しい発見をする時と同じスタイルを貫いているのです。 そう、バイクも彼のそんな一面に一役買っているのです。

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 Marioにとって、バイクは彼の二輪に対する情熱の真髄を表しています。 若い時からヤマハのエンデューロバイクxt600とxt600z Tenerèに乗り、初めてのレース、初めての自由、と解放感を味わったのです。 今、彼のライディングスタイルは変わりました。 ハーレーで、走り抜ける風景をよりゆっくりと堪能しながら、妻と3人のかわいい子供たちが待っているモディカへと帰ってくるのです。誰もが自分が何をしているかを知っている。しかし、なぜやるのかを知っている者はごくわずか。それを知るのは、プライベートや仕事において自己実現を果たした人たちなのです。そして、Mario Campagnaは、間違いなくその一人です。