プロジェクト

非営利団体ASSI ApSはデリーゴH.E.ART Onlus財団の支援を受けて、2021年版“Integrally Sport and Culture”を発表

スポーツが文化を創り、壁や距離をたやすく打ち破り、人々を感情的に結び付けます。ASSI ApSはこれを自分たちの真の使命と考えています。デリーゴH.E.ART Onlus財団の支援によるプロジェクト“Integrally Sports and Culture 2021/2022版”をリニューアルしました。

デリーゴH.E.ART財団代表Barbara De Rigoは「ASSIのプロジェクトに参加できることを嬉しく思います。これは私たちをインスパイアする基準を具体化したものであり、H.E.ART(若者のための健康、教育、芸術)と掲げている、子供たちや10代の若者たちの成長を妨げる可能性のあるものを排除するためのイニシアティブやプロジェクトを通じて、彼らの知的・身体的な成長や、自己表現を支援します。」と述べています。

昨年はパンデミックの影響で中断されましたが、ベッルーノの中高生の生徒が障害について学ぶために設立された活動が、やっと再開されました。今年のプロジェクトには19校が参加し、123人の障害のある生徒を含む1850人の生徒が集まりました。加えて、スポーツ施設、体育の学位を持つ指導者、技術者、様々な分野の専門家たちが集まりました。

 “Integrally Sports and Culture”は障害に関する情報や教育、学校でのパラリンピックスポーツを体験するきっかけを提供しています。10代の若者たちは、実際にボッチャ、テーブルサッカー、バスケットボール、車いすラグビー、卓球、トレイルオリエンテーリング、アーチェリー、シッティングバレーボールなど様々なパラリンピック種目について、学び体験する機会が与えられます。2021/2022年版のロゴは、Belluno’s Catullo School of ArtのCecilia Boschettiが作成しました。
パラリンピック選手がスポーツ団体の代表と共に参加し、子供たちを勇気づけ、見本となる体験を提供します。“Sports Personalities”とは、人生の困難に負けず成功した人々です。彼らの夢を実現するために戦う勇気を持ち、障害は障害ではなく、人生を全うしたいと強く願うことに障害はないと、日々自ら実証しています。考え方次第で不可能なことはないのです。このプロジェクトは2022年5月10日に終了予定です。パンデミックの状況を考慮しつつ、Spes Arenaスポーツセンターにてパラリンピック種目にフォーカスしたイベントを開催し、そのあとに参加した学生への表彰を行う予定です。
 地域の人々が検討し、入手できるような作品”good practices”を製作したクラス、生徒には賞金が授与されます。“Integrally Sport and Culture”は広範囲なプロジェクトであり、今年もまた参加する学校やスポーツクラブに加えて、ベッルーノ地区のサポートと、MIUR、ベッルーノコミューン、Giesse、Maja Dress, Lattebusche, そしてSport Assiといった各組織の協力を得ています。ASSI ApSの代表Oscar De Pellegrinは「私たちは、デリーゴH.E.ART財団のご協力を得て、若い生徒たちのための活動が再びできることとなり、実にうれしいです。デリーゴファミリーの社会問題に対する意識と支援は、私たちを勇気づけ、新しい社会的プロジェクトを実施するモチベーションになっています。」と述べました。